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About

AJは幅広い異分野交流を推進し、新たな研究の流れを生み出すことを目指します。

また、狭い意味での研究活動にとどまらず、大学をより知的に面白く、世界・社会に開かれた場にすべく、さまざまな企画を発信していきます。

 
 私たちは、真にユニークで価値ある研究を創出するには、専門化・細分化したさまざまな知識・方法の融合が欠かせないと考えます。また、異なる経験、異なる価値観を持つ人たちとの交流は、あなたの視野を広げ、きっと私たちが想像しないような成果を生み出すでしょう。大学が持つ多様性を活かし、「自由な発想による知的共同が新たな知的共同を生む」という良い流れをつくり出し、大学とそれを取り巻く環境を変えていきましょう!
 以下で私たちが行っている活動を詳しく紹介します。
  
Academic Mediator Project

新たな研究を生み出すには、幅広い異分野交流と、交流を密にして共同研究に結びつけるための分野間の「翻訳家」が欠かせません。私たちは、「Academic Mediator Project(アンプ)」と称し、名古屋大学に所属する若手研究者集団を母体とした「研究と研究をつなぐ媒体としてのA-Jungle」としての活動を行っています。私たち自身が当事者として共同研究を行うというだけでなく、異分野交流に関心を持つ研究者同士をつなぐ仲介者としても役割を担い、新たな研究(分野)を生み出していくのが目標です。

 

たとえば、異分野の研究について疑問・関心をもったときに気軽に質問できたり、興味を持った研究室を気軽に訪問できたりするようになれば、異分野協働がしやすくなると思います。また、そのようなシステムができれば、それを利用しようとする参加者が増え、自動的に輪が広がり翻訳家も増えていく、という良い流れを生み出すことができるとも期待しています。さらに、名古屋大学を離れるメンバーが、A-Jungleとの関係を維持し、新天地で異分野交流を展開することによって、活動も今後ますます拡大していくでしょう。最終的にはオーガナイズがほとんど必要なくなり、自動的に異分野共同研究が生まれていくような環境をつくっていくことが私たちの理想です。

  
Academic Dinner Party

私たちは、「アカデミック・ディナー/アカデミック・ディナー・パーティ(Academic Dinner/Academic Party)」と称した不定期の懇親会によって交流の輪を着実に広げています。メンバーの紹介等からディナーに参加して、打ち解けた後にランチ・セミナーで発表を行うメンバーもいますし、さらにその後、ナイト・ミーティングに参加するメンバーもいます。

 

ディナー/パーティは、毎回メンバーが新しい参加者を連れてくるような、落ち着いた雰囲気の食事会です。昼間のセミナーや夜のミーティングよりも、個々人の研究について熱心に話し合えると思います。

まずはお気軽に、懇親会から参加してみませんか?

Academic Lunch Seminar

異分野交流を進めていくためには、まずは他分野の人がどのような内容の研究をどのような背景・環境のもと行っているかを知ることが大切です。そのため、私たちは、月2回程度、昼食をとりながら自由な雰囲気の中で気軽に参加できる学術的なテーマのランチ・セミナー(Academic Lunch Seminar)を開催しています。さまざまな分野の提題者にさまざまな話題についてトークをしてもらい、質疑応答をするという形式で会合を実施し、いわゆる「文系」「理系」の枠を超えて、相互理解を深めています。

 

これまでの発表された研究分野は、環境経済学、考古学、生物物理学、生物学、環境学、暗号技術、社会学など多岐にわたっています。また、ゲストを招いてお話をしていただいたり、所属メンバーの研究室見学ツアーなどの番外編セミナーも随時開催しています。

名古屋大学に所属する博士後期課程を中心とした院生、および若手研究者の皆さん、ぜひ一度、ランチ・セミナーに参加し、ご自身の専門とする研究分野についてレクチャーしてみませんか?

Academic Night Meeting

AJの活動マネージメントのために、オーガナイザーのメンバーが不定期で集まって、「アカデミック・ナイト・ミーティング(Academic Night Meeting)」を行っています。自由討論の形で「どのようにして異分野交流を促し、本質的に新たな研究の流れを生み出すか」について様々な角度から検討し(いわば「異分野共同で異分野共同を考える」)、そこからさまざまなアイデアが生まれています。

 

「組織にいかに多様性をもたせ、どのようにイノベーションを生み出すか」(ダイバーシティー・マネジメント)といったことはそれ自体研究の対象になり得ることであり、本活動はあらゆる知識と方法を総動員して、その実験的試みと理論的考察を行う場だと言えます。

またわれわれは異分野共同を継続して推進するため、そして国際交流企画や地域に密着した活動を行うため、AJの拠点づくりも模索しています。

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